SPSSで多重応答分析

コンピュータ操作のための備忘。SPSSを用いた多重応答分析(多重コレスポンデンス分析)の進め方について。SPSSで多重応答分析を実施するためには、オプションであるIBM SPSS Categoriesが必要。まずデータセットをダブルクリックしてSPSSを起動する。

メニューバーから分析(A)>次元分解(D)>最適尺度法(O)…を選択。

以下の画面になるのでそのまま「定義」ボタンをクリック。

以下の画面になるので分析をおこなう変数(名義尺度として扱われる)をすべて分析変数(A)に入れる(各変数ごとに「変数の重みの定義(D)…」を設定できるが、ここでは変更せず「1」のまま進める)。調査対象は「ラベル付け変数(L)…」の欄へ。

「作図」のところ、「オブジェクト(O)…」ボタンをクリックし、オブジェクトプロットの画面を出す。その画面の「作図」のところは「オブジェクトポイント(D)…」にチェックを入れ、「オブジェクトのラベル付け」のところは「変数」を選択し、「続行」ボタンをクリック。画面が「多重応答分析」に戻る。

「作図」のところ、「変数(B)…」ボタンをクリックし、変数プロットの画面を出す。変数を「結合カテゴリプロット(J)」に入れて「続行」ボタンをクリック。画面が「多重応答分析」に戻る。

「出力(T)…」ボタンをクリックし、出力の画面を出す。「オブジェクトスコア」「判別測定」「変換された変数の相関」にチェックを入れる。その下、「数量化された変数(Q)…」の変数を「カテゴリ数量化と寄与率(T)…」「オブジェクトスコアオプション:カテゴリを含める(N)」にそれぞれ入れる。調査対象は「オブジェクトスコアのラベル」へ。できたら「続行」ボタンを押す。画面が「多重応答分析」に戻る。

「OK」ボタンをクリックして出力結果を見る。

桜の季節

ソメイヨシノが満開だ。
新しい年度のはじまりにあたり、気を引き締めてがんばりたい。

満開のサクラ
松川の遊覧船

神社参拝

2026年を迎え、正月なので、ということで神社参拝にお参りに行ってきた。学問の神様である菅原道真公、富山藩主らを祀る富山市の於保多神社でお祈りをした。
今年もがんばって仕事を進めたいところである。

於保多神社の拝殿

学会発表(自由研究)

本日、教育目標・評価学会大会@広島大学にて自由研究発表をおこなった。
(3年ほど前におこなった研究発表も広島だったが、その時はオンラインだったので現地に赴くことはなかった)

電車を乗り継いで、片道5時間半くらいかかる長い電車の旅だったが、収穫は大きかった。

たくさんの有益なご助言・ご批評をいただけたおかげで、今後の研究の進め方を明確化でき、また大いに励みになった。何より、「面白かった」という感想をいただけたのはうれしかった。今回の私の発表を聞いてくださった皆さま、質疑でご発言いただいた皆さまには、感謝を申し上げたい。

できれば来年か再来年も発表したいと思った。

会場となった広島大学。発表当日はよい天気だった。

Rstudioの設定

端末室のWindowsPCが更新され、初期状態に戻ったところ、なぜかRstudioがうまく動作しなくなりました。Macintosh版をアップグレードした際も似たようなエラーが出ます。
いろいろと調べて試したところ何とか復旧。備忘としてここに作業内容を残しておきたいと思います。

【コンパイルレポート】

まず、初期状態ではRstudioのコンパイルレポートボタンを押しても出力できません。コンソールペインにてinstall.packagesでパッケージのインストールをおこなってもエラーが出ます。しかしコンパイルレポートを実行するためにはkntrmarkdownrmarkdownの3つのパッケージが必要なようです。これらはcranからzipファイルをダウンロードし、Packagesタブからinstallボタンを選ぶとインストールできました。
xfunというパッケージはこの方法でもダメのようです。xfunの古いバージョンがインストールされます。Rtools42 for Windowsというソフトをcranからダウンロード&インストールし、makeを使えるようにする必要があるようです。このソフトをインストール後Rstudioを再起動し、cranからダウンロードしたxfunのtarファイルをRstudioからインストール。
これで何とかコンパイルレポートが出力できるようになりました。

【いくつかのパッケージ】

havencarpsych、というパッケージはコンソールペインでinstall.packagesによりインストールできるようです。ただ、carのインストールがうまくいかないことがあり、その場合はcranからcarのzipファイルをダウンロードしてRstudioからインストールするとよいようです。
この他、jquerylibというパッケージをコンソールペインでinstall.packagesによりインストールする必要がある場合もあります。

【pequod】

重回帰分析のためのパッケージpequodがコンソールペインにてinstall.packagesでインストールしようとしましたができません。こちらは、cranからpequodのtarファイルをダウンロードするとインストールできました。ただし、あらかじめggplot2carがインストールされている必要があるようです。
pequodはcranリポジトリから削除されているようですが、今のところアーカイブからダウンロードすることができます。

https://CRAN.R-project.org/package=pequod

これでようやく目当ての作業が一通りできるようになりました。

春になりました

サクラが満開です。
新しい年度も始まりました。頑張って研究を進めていきたいところです。

大学構内のサクラ
松川のサクラ
サクラと遊覧船

伊波普猷について 寿 方言講演の実施回数

 伊波普猷は沖縄本島民衆層に対し禁酒運動・優生学的な啓蒙をおこなったことで知られています。演題は「血液と文化の負債」、すべて沖縄方言でおこないました(以下方言講演)。ここでは、方言講演の実施回数について考えてみたいと思います。
 伊波は1938年に刊行された著書『をなり神の島』(樂浪書院)で方言講演を「三百六十回以上」おこなったと記しています。多くの論者がこれを参照して、方言講演は三百六十余回に及ぶものだったとし、通説となっています。しかし、私はこれについて再検討する必要性があると考えています。以下に伊波の記述をみていきましょう。

1918年の記述:「私は目下民族衛生について縣下中を講演して廻つてゐます、既に三十ヶ所以上で試みました」糸數原主人編著『ひるぎの一葉』自家刊行(発行者浜崎荘市)、1920年、冒頭。
1921年の記述:「三百回近くも方言の講演をしてまわつた」伊波普猷「圖書館にての對話」『圖書館報』2、1921年12月、11ページ。
1924年:方言講演をおこなうことへの自己批判の文章を発表、伊波普猷「琉球民族の精神分析」『沖縄教育』1924年5月、11ページ。この頃方言講演の終幕か。
1925年:伊波の上京。
1926年の記述:「私は彼等の間を廻つて、三百囘近く民族衛生の講演をした」伊波普猷「沖縄縣下のヤドリ」『地方』1926年5月、111ページ。
1930年の記述:「縣内を廻つて靑年會や婦女會で四百回以上も通俗講演を試みた」伊波普猷「ヤガマヤよりモーアソビへ」『民俗學』1930年1月、49ページ。
1938年の記述:「縣内を廻つて靑年會や婦女會で三百六十回以上も通俗講演を試みた」伊波普猷『をなり神の島』樂浪書院、1938年、260ページ。

 伊波の方言講演実施回数についての言及は1918年にはじまります。これはおそらく方言講演をおこないはじめた時期にあたり、「三十ヶ所以上」という記述がみられます。その三年後、1921年には「三百回近く」に回数が増加しました。1926年にも「三百囘近く」としています。
 1924年には方言講演に対する自己批判の文章を発表、その後伊波は学究になることを目指して1925年に上京、とりあえず方言講演は終幕を迎えます。
 ところがその後1930年の記述では、なんと「四百回以上」に数字が膨らみます。もう方言講演は終幕を迎えている段階での記述です。明らかに回数の誇張がみられます。さらにその8年後にはやや減少して「三百六十回以上」となります。

 実際の回数はさておいて、この数字の揺れ動きは何を意味しているのでしょうか。伊波は正確な方言講演の実施回数を把握していなかったと思います。しかし、彼は方言講演をとにかく数え切れないほどたくさんやりこなしたのだ、という事実自体にはかなり強いこだわりがあったということを象徴しています。方言講演の誇張された実施回数からは、夥しい数の方言講演をやりきったことへの自負と達成感、そして何より飽和感覚があったと考えます。方言講演の実施回数の推移をみると、伊波はこれを十分にやりきった、もう限界だ、これ以上はできない、そういう思いがこみ上げたことを感じるのです。

 方言講演は知識人の積極的な仕事としてみることができますが、同時に、どこか「危ない綱渡り」のような性格があったと考えることもできそうです。いかがでしょうか。

伊波普猷について 3 お墓参り

浦添城趾にある伊波普猷のお墓参りをして手を合わせてきました。

お墓入り口の右手には顕彰碑が建てられ、前方は庭園となっています。

とても静かな、落ちついた雰囲気がする場所でした。

伊波普猷のお墓、右手には顕彰碑があります。
伊波普猷のお墓の前に広がる庭園です。

桜の季節となりました

まだ肌寒いですが、季節は春となりました。

桜の花があちこちで咲いており、目を楽しませてくれます。

間もなく満開を迎えます